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日々是ダンス。踊る心と体から無節操に→をのばした読み物
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+ dance+編集委員会
dance+とはダンスを楽しむ研究サークル。情報編集のほか、ドキュメント、ビデオ鑑賞会などをとおして、ダンスと地域、ダンスと生活をつなぎます。- 古後奈緒子(メガネ)窓口担当。守備範囲は前後100年ほど。- 森本万紀子エンタメ担当。- 森本アリ音楽家/ガラス職人/グラフィックデザイナー/DJ/家具職人/映画助監督/大家/自治会会長/NPOスタッフなど。- 神澤真理 NEW!日常の中にある「おもしろそう」を発掘中。記事へのご意見、ご感想、上記活動への参加に関心をお持ちの方はこちらへ→  danceplus@gmail.com


23 空腹の技法 その4 contact Gonzo

ダンスではないようでいて、ダンスでないとは言い切れない?            You-Tube発、未知数の身体活動ユニット contact Gonzoのヴィジョン                                   インタヴュー構成:メガネ
 

 
「You-Tubeでダンスの映像を流してる人たちがいるの、知ってる?」こんなメールを知人にもらったのは、 2006年1月の公開より飛躍的にアクセス件数をのばしていた映像配信サイトが、 Googleによる買収のニュースによりさらに注目を集めていた頃のことでした。やっとこのメディアを利用するダンサーが出て来たか、と早速検索してみたところ、ヒットしたのは、2人の男性の手荒な接触(コンタクト)を延々映し出すクリップでした。そこで行われているのは、「接触」という人と人の間で起こる出来事の中にリアリティーを探る点で、極めてダンス。けれども、そのリアリティーを人に伝えるためのコンテクストに置いてみたときにユニークなのは、contact Gonzoがに絶妙のバランスで、いわゆるアートとしてのダンスとそうではないものの狭間、あるいはグレーゾーンに位置していることでした。例えば、路上パフォーマンスさながらに人ごみの中で行われているかと思えば、人っ子一人いない、つまり目撃者のいない竹やぶの中で行われ、さらには You-Tube で鑑賞者を増やしている。そして、活動主体は、さまざまなコンテンポラリー・ダンス作品への出演で知られるダンサー、垣尾優さんと、ダンサーとしてのアイデンティティーを持たない七九式(塚原 悠也)さん。そんなお2人が、去る 1月に、大阪府立現代美術センターで行われた 「吉原治良賞記念アートプロジェクト2008入選展」 に参加しました。(そのときの模様はコチラ)腹筋を固めてライブを見終わった後に、この箱の中で、美術作品を鑑賞しに来る人々の前で、お2人が何を感じたのかを聞きたくなり、急遽お話をうかがうことにしました。contact Gonzo(コンタクトゴンゾ)に関心を持った人のためのレファレンス1 まずは You-Tube で「contact Gonzo」を検索。2 当人たちの捉え方を 「付録 contact Gonzoとは。」で確認。3 「contact」は、ポスト・モダンダンスの実験の中で生み出された身体技術の一種で、スティーヴ・パクストン Steve Paxtonを創始者として洗練された接触の技法、コンタクト・インプロヴィゼーションに由来。ちなみにコンタクト・インプロヴィゼーションは、関西では1990年に舞踏家、桂勘さんがディレクターを務めたワークショップ・フェスティバル『美のフィールド・ワーク』などから紹介されるようになり、その後 『京都の暑い夏』の坂本公成さん、森裕子さんの活動などでおなじみのものとなりました。4 「Gonzo」は、 通常のジャーナリズムや映像制作の手法における対象との距離や、編集による外からの操作に対する違和感に発したルポルタージュ にちなんだ命名。5 大阪・アート・カレイドスコープ2007で、ライブで見る。3 月10日 13:00-  @大阪府立現代美術センター 展示室A 詳しくはこちらから>>>http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_07/kaleido2007-event.html

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