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未知の街ー大阪ーへ… “かよん”がおくるとっておきハコ物語。
文・写真
+ かよん
和歌山市出身。約14 年間の東京生活を終え2001年2月に帰郷。大阪・関西圏の土地感があまりない。フリーペーパー“ flows ”編集人。
いまや、祭り人&ついに、踊り人にも・・・

タイトル・イラスト
はたのよしこ   FLAGS PLACE


File#26 カナリヤ

大阪市北区西天満4-7-10 昭和ビル本館2F
TEL. 06-6363-7188
open 平日 11:30am-8:00pm close 日祝日
http://www.h5.dion.ne.jp/~kanariya/
kanariya@k6.dion.ne.jp


勾玉堂さんからお知らせが届いた。
彼女とは昨年の春、@ ゆめいろミュージアム で初めて実際にお会いし、
これまでも@ Moguri rooM などでも度々ご登場(!)いただいている。
雑貨の作家さん。
行動範囲が広く色々な活動をしている。

昨年(2003年)の11月23日に惜しくも閉店となった(・・・もう、1年!)
和歌山にあったアーティスト雑貨のお店“セ・ミニョン”でも
勾玉堂さんの雑貨を扱っていて、ジブン自身、彼女のファンなのだ。

そして、同じく“セ・ミニョン”の縁でつながり、
@ゆめいろミュージアム、@Moguri rooMに加え、
昨年9月15日に閉館した和歌山の@ アルタミラ美術館
無花果 でもちょこちょこご登場いただいている
蜜蝋キャンドルクラフト作家のヒロさんを通じて
彼女と会えたのをきっかけに“flows“でコラム執筆もお願いしている。

ヒロさん自身は、約1年前から“あナリ”という
つい先だって重要文化財に登録された400坪もある古民家の再生に
取り組んでいる。
和歌山・打田町にあるココも、本当に素敵なハコなのだ。


勾玉堂
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/magatama/index.html

食・アート・健康 癒しの空間 「あナリ」
http://www.geocities.jp/analy2663/


勾玉堂さんは、これまでも色々と
企画展をはじめ、個展もおこなっていて
今回は、“pelbeu”=ペルベウ名義の雑貨の作品の個展が、
また、ず〜っと気になっていた雑貨店
=“カナリヤ”さんでおこなわれたので
これは是非にとトコトコしてみた。


※以下、“pelbeu〜ペルベウ〜”個展DMより 抜粋・転載

ひだまりカフェ
日時:10月21日(木)〜30日(土)

お茶を一杯召し上がれ
あたたかくって、ほっとする
そんな一杯のお茶をどうぞ

ここはpelbeuが布で作った
小さなカフェです、
ゆっくり休んで行って下さい。
本日のメニューは、
ブックカバー・ティッシュケース・バッグ・アクセ
他にもスペシャルメニューを
ご用意しています。



※以下、“カナリヤ”HPより 抜粋・転載

森の中にあるカフェをイメージしたバッグや、小物たち。
かわいらしい動物たちと一緒にお茶を飲んでいるような、
そんなほっこりとやさしい雑貨は、きっと見ているだけで和むはず。
凝ったディスプレイも楽しみ。



2002年に西天満にopenした雑貨店
というので、2年とちょっとになるらしい。
出かける当日、個展会期中の勾玉さんが予定を合わせてくださり、
梅田(JR大阪)の駅地下で待ち合わせて一緒に連れて行ってもらった。

場所は最寄駅が、淀屋橋からも行けるという辺りで
道中、ほとんど行ったことがない方向へ歩いて行くので、
おそらくジブンひとりではかなり迷うことになっただろうと
正直ホッとした。

曽根崎警察署のある通りを真っ直ぐ行き、途中、
「これが有名な“お初天神”よ」
という露天神社と書かれた鳥居の前を通り過ぎながら、
彼女はココに来た際のエピソードを語ってくれた。

そうしてしばらくあまりよくわからない大通りを横断して着いたトコロ、
この界隈は、おそらく初めてだろう、
古物商(?)といった骨董品を扱うお店が何軒かあり
ちょっと雰囲気のある通りだ。


※以下、“カナリヤ”HPより 抜粋・転載

カナリヤはこの老松界隈が好きな足立とトノイケの
二人で運営しております。
二人は以前、この街で会社員をしていました。
オフィス街でもあるけれど、
骨董やギャラリーの街また
裁判所が近いため弁護士事務所の密集地でもある西天満。
古くは大阪天満宮の参道として栄え、
戦前は梅田よりも繁華街だったという西天満4丁目は
当時「老松町」と呼ばれていました。
すぐそばには超高層ビルが立っているのに
街は時代の波に流されずにゆるぎない確実な時間を刻んでいます。
この街が好きで、会社帰りやお昼休みに和める場所があればいいな、
と思ってこんなお店をつくってしまいました。
代表 トノイケミキ



目指す“カナリヤ”が入っている昭和ビルも
1階は掛け軸がディスプレイされてるお店があり、いい感じ。

入り口の看板とともに、
“レトロビルの小さな雑貨屋さん”
という案内板が掲げられていた。
勾玉さんの個展のポストカードと一緒に、黒板に、
“森のカフェをイメージした雑貨たち”
と書かれていた。

導かれるままにビルの中に入ると、その他は、どうやら事務所が入っている。
book cellar amus さんや、@ シュヴァル ブル さん、
Calo Bookshop & Cafe さん等、レトロビルに入っているお店はいくつかあったが、
ココもなかなか好い感じ。

まさかこんなトコロに(!)という風に、
お部屋番号“22”とともに、“カナリヤ”の看板があった。
それも、学校の教室の学級案内のような体裁!
しかも、ドアにOPENのプレートとともに掲げられてる文字・・・!

“入りにくいですが・・・
 勇気を出して
 トビラを開けてくださいね”


何てまあ!
もしも、初めて訪ねて来たのなら
とにかく入ってみよう・・・と
あと押しされたような気持ちに包まれるだろう。

“カナリヤ”から発せられる言葉のひとつひとつが
とってもあったかい・・・のだ。
勾玉さんについて、ずんずんとお店の中に入った。


※以下、“カナリヤ”shop cardより 抜粋・転載

なつかしいもの、
うつくしいもの、
いとおしいもの
たいせつなものはここにあります。

かばん、アクセ、文具、食器、おもちゃ、いろいろ


shop cardHPはコマメに更新&日記等、大充実!是非、チェックを。
お初天神前の路地
昭和ビル前界隈2階窓に“カナリヤ”看板が
ビルの玄関口
#22“カナリヤ”の部屋の前
“勇気を出して・・・!”
勾玉さん
トビラ裏の情報コーナーフライヤーがぎっしり!
ペーパーもの2005年カレンダーやカード類たち小鳥模様のバッグ等
シックな袋ものコーナー手の込んだ1点モノbagたち
アンティークなcupやglassたち
古いこけしや茶碗なんかも
アクセサリーや手づくり布ボタンたち昼休みドキ、OLさんの姿が・・・
鳥をモチーフにしたアクセサリーにはその細かさに感動!
ワークショップ案内ミニチュア巣箱、カナリヤのおサイフなどビーズ・アクセサリーの講師は、もう一方のスタッフ・足立美和さん
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