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フェスティバルゲートで活動する4つのNPOの検証と未来に向けてのシンポジウム
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+ 新世界アーツパーク未来計画実行委員会
ダンスボックス記録と表現とメディアのための組織ビヨンドイノセンスこえとことばとこころの部屋。これらの4NPO自らが、新世界アーツパーク事業の今後の方向性を考え、より社会にオープンな場を形成するために立ち上げたグループ。


第一回シンポジウム

<はじめに>

平成14年10月、大阪市による地域文化活性のための政策「芸術文化アクションプラン」の一環としてオープンした「新世界アーツパーク事業」。現在、分野が異なる4つの専門的NPOが「公設民営」方式によって、大阪には未整備の「アートセンター」的拠点を運営、通年活動し、その他ふたつの団体も交えて様々な展開を繰り広げています。

当時、日本の文化の領域ではまだほとんど事例がなかったその「公設民営」という方式で進められるこの事業には、地方主権の時勢も合わさって、各地方自治体が文化政策を計画、実施する上の参照として、オープン当初より全国からの視察が訪れており、現在ではその成功事例として広く認識されています。

そのような中、本年5月に入って、担当部署である大阪市・ゆとりとみどり局文化集客部文化振興課より、現在、フェスティバルゲートの運営管理に関する先行きが不安定な情勢で、この場での継続の可能性を探ると共に、新たな移転場所での事業展開を考えたい。との投げかけがありました。

これを機会に、3年の活動を経た4NPO自らが、これまでの活動を顧みつつ、

1) 地域に貢献する「拠点事業」における事例と検証、今後の方向性
2) 公的な「文化事業」のあり方を考え、市民に還元するための方法論をさぐる
3) 都市機能として芸術文化における先端的な取り組みの海外・国内の事例紹介、本取り組みの検証、社会的便益、今後の課題・指針について
4) 継続的に市民に開かれた場を維持する意味を考え、具体的な開かれた場作りのつくりかた

などをはなしあい、未来に向けた具体的な歩みを考えたいと思っています。

そこで、本来的にパートナーである担当部局、客観的批評を行う有識者を招き、今後の方向性を考えるオープンな機会を持ちたいと考えました。


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