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かよんのオーサカトコトコハコめぐり
未知の街ー大阪ーへ… “かよん”がおくるとっておきハコ物語。
文・写真
+ かよん

和歌山市出身。約14 年間の東京生活を終え2001年2月に帰郷。大阪・関西圏の土地感があまりない。フリーペーパー“flows”編集人。

タイトル・イラスト
はたのよしこ  FLAGS PLACE

File#15
ロヲ=タァル=ヴォガ@×× vol.1 浮遊代理店@奈良& etc.

CAFE & BAR IN GALLERY浮遊代理店 
奈良市三条町606-17(JR奈良駅から2分)
TEL/FAX.0742-27-9551
http://huyuu.com/top.htm
info@huyuu.com
CAFE 11:00〜17:00 / BAR 17:00〜23:00 
月曜定休(ただし祝日の場合は営業、翌火曜代替休)

浮遊体アートに関する情報
http://kurage.huyuu.com/

こうして“トコトコ”するようになって、すでに1年がすぎ・・・

10月半ばから、本当に久しぶりに地元・和歌山を10日間ほど離れた。

この夏は、ほぼ和歌山にはりついていて、
念願どおり、週に何回か海辺に通った。
今はなき@アルタミラ美術館
夏限定オープンの@バグース(2003年は5/10〜10/19)、
7月にできたばかりの@和歌の浦アートキューブ・・・

和歌の浦アートキューブ
http://www.jtw.zaq.ne.jp/cfcii405

出かけクセがつくと、またまたどこかへ“トコトコ”したくなる・・・

“ロヲ=タァル=ヴォガ”という劇団が、
ちょうど旅に出る前日(=予定を合わせたのだが)
和歌山にあるハコを皮切りにツアーを開始した。

 

※以下、HPより抜粋・転載

京都吉田神社をはじめとする野外神社公演・扇町ミュージアムスクエアなど
小劇場公演を行ってきたロヲ=タァル=ヴォガ。
2年の活動休止から復活した今回は、
野外劇・ギャラリー・ライブハウス・教会・劇場なんでもありのツアー公演。
毎回変るオープニングパフォーマーとともに巡演。
テーマである【isotope(アイソトープ) 】とは原子番号が同じで、
質量数の違う元素の総称。
「誰かと私」の違いと近さをパフォーミングします

 

この和歌山にあるハコは、“陶芸八幡工房hachi”という。
桜が咲いている頃、一度ライブを観に来たことがあった。
特にイベントコヤとして運営しているわけでもないので
まだ、和歌山でもそんなに知られていない。
和歌山市内在住のジブンからしても、野上町という
ちょっと山の上の(家から原チャリで行って50分くらいかかった)
少々不便なところにある。
駅からの道中、池や山も広がるかなり(!)田園〜だ。
車があれば、全然問題ないのだが・・・
“hachi”の井澤夫妻は、お二人ともに30代前半の若き陶芸作家さんだ。
もともとは、大阪の大学で一緒だったらしく、今は旦那さんの実家で
敷地内に大きな窯(!)をもって、創作活動を続けている。
ちょっと洒落たとてもいい感じ〜(粋)な2階建てで
普段は、2Fがギャラリーでお二人の作品を展示し、
1Fが陶芸教室をおこなったり、創作物の保管庫となっている。

 

※以下、公演チラシより抜粋・転載

レポート:小崎泰嗣
(中略)
これからこねられ、たたかれ、のばされ、なでられ、けずられ、焼かれ、
そうしてようやく、・・・・・焼き物となるのだ。
スタートはこの場所。
わたし達も、この場所からこねられ、たたかれ、・・・・・、
その時のカタチが、もう、楽しみです。

 

初日の公演は、何としても観ておきたい!
・・・とばかりに、雨が降る中、あまりの遠さに(しかも翌早朝から長旅)
ちょっとくじけそうだったが、暗くなりかけた頃、現地に向かった。
すでに雨が上がり、星空となった中、
街道を走るジブンのバイクの音が思いっきり響きわたった。
少し、遅れて申しわけないと思いながら、その光景に驚いた!
あのギャラリーの中ではなく、完全に、庭=野外公演だったのだ。
暗転は、闇。
気づいた時は、もうあとの祭だったのだが、
演出外のバイクの音と、光がきっと邪魔だっただろう。
山の中なので、日が暮れると本当に暗い・・・

そうしてよくみると、彼らの芝居を観ているのも
近所のご年配の方々が大半、というのがなんともいえないくらい!
素敵な気分になった。

こんなにたくさんの役者やスタッフが、
遠方から、しかも泊りがけで和歌山にやって来ていたんだ・・・
本日のパフォーマーは、竹ち代毬也さん
フィナーレで役者たちと一緒になって踊り出て行った。

彼らの旅公演のスタートだ。
演劇公演としては、1公演につき何ヶ所かまわるのはよくあるが、
それにしても、ココ和歌山の“hachi”がお初と
公演のラスト辺りに戻ってきて、もう一度おこなうのを除いては、
全て違う“ハコ”を回っていくというのは、なかなかありそうでない。
まさに“ハコ”めぐり!

“ハコ”魂が高じて、本当は全“ハコ”まわりたいくらいだったが
旅に出る関係で、行けなかったのはいたし方なく、
10カ所16回公演のうち、可能な限り6ヵ所8回に参加しようと決めた。

果たしてどんな展開が!?

次は、約10年ぶりの奈良へ・・・

浮遊とは
新しいコトをはじめるとき
新しいモノを発見したとき
新しいヒトに出会ったとき
ふわっと浮き上がる感覚

浮遊代理店は
浮遊代理業を営んでいます

ココ“浮遊代理店”の存在は、よく知っていて
フリーペーパーflowsも、奈良の参加メンバーのケンゴーさんに
置いていただいている。
しかし、まだ行ったことがなかった。

これを機会にと、念願(!)の“ハコ”へとうとう行けることになった

 

Lowo=Tar=Voga Performance Tour【isotope】
10.12〜1.4 全10カ所、のべ16回公演

http://www.ne.jp/asahi/ltv/net/

isotope
構成:Lowo=Tar=Voga
演出・音楽:近藤和見
管弦楽演奏:カブト虫楽団

出演者
延増静美 草壁カゲロヲ 小崎泰嗣 近藤和見 鮫島サトシ 
タナカ・G・ツヨシ ナーコ 中右雅之 星揺利子
真島淳太 森本章子 ※50音順

 

@陶芸八幡工房 ギャラリーhachi
和歌山県海草郡野上町658 / 073-489-4004
10/12(日)開場18:00 開演18:30
12/27(土)& 12/28(日)開場17:00 開演17:30
アクセス JR海南駅よりオレンジバス6番乗場登山口行き
     西出もしくは八幡神社下車徒歩5分
※ バスの本数が少ないので時間に余裕を持ってお越し下さい

@ひろめ市場 2F [CARAVAN SERAI]
姫路市棉町110 / 0792-21-8585
10/19(日)開場18:30 開演19:00

@JAZZ Shot BAR 街山荘
大阪市天王寺区生玉町10-20朝日プラザ高津 1F / 06-6775-1415
10/26(日)開場19:00 開演 19:30 ※御飲食しながらご覧になれます

@浮遊代理店
奈良市三条町606-17 / 0742-27-9551
11/9(日)開場18:30 開演 19:00 ※1ドリンク付です

ロヲ=タァル=ヴォガ
ロゴ
Lowo=Tar=Voga Performance Tour
【isotope】
公演チラシ 表紙
※部分
公演チラシ 裏面より
場所&地図 ※部分
浮遊代理店 正面入口付近
オブジェっぽい立て看板&公演看板
入口入ってすぐ
受付開始
夜空に浮かぶ看板
三瀬夏之介『縄紋紀行』
ポストカード裏面の地図
展覧会フライヤー
兼ポストカード 表面
受付を済ませ中へ…
右手が階段兼観客席
階段から〜
公演に先立って挨拶をする演出・音楽担当の近藤和見氏
演奏直前のオープニングパフォーマー・1組目の薄花葉っぱさん
天井に頭がつきそう…
来春CD発売にむけて準備中という5人組。
アコースティックが心地よい注目株!
ハイ&ローテク、おもちゃを使ったり・・・
遊びココロが微笑ましいライブ中のpi-poさん
サウンドは、かなり凝ったつくり。
昨年秋に録音した4曲入りCD「REMO.」を即ゲット!
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