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聖・家族 松岡永子
 今秋びわ湖水上舞台でおこなわれる野外公演のプレビュー。
 びわ湖公演のための新作曲と「ヒトカタ」などおなじみの演目を織り交ぜての上演。
 廃校になった小学校(精華小劇場)に維新派のつくるノスタルジックなイメージはとても似合う。

 舞台と客席との境に額縁のような美術がおかれて、動く絵画を鑑賞する。
 オムニバスなのでストーリーはないが、色彩を押さえた舞台には統一感がある。

 新作の中で一番わたし好みだったのは前半に上演された「呼吸機械」。後半上演された「家族の食卓」などが比較的具象表現だったのに対して抽象的な印象の作品。
 直線的に隊列を組んだひとたちが、それほど大きくない動きを規則的に繰り返す。時計の内部を覗いたときのような光景が展開する。
 ひとつひとつの歯車が小さな動きを確実に繰り返し、バネが閉じたり開いたりする。正確な繰り返しは機械そのものなのだが、なぜか動物の内臓を連想させる。無機的であると同時に有機的なイメージ。矛盾するものが同居するのは、七拍子という割り切れないリズムと関係あるのだろうか。
 個々の動きが個々の動きとしてきわだたず、全体が一つの動きとして見えるみごとなアンサンブルがみられた。

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