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未知の街ー大阪ーへ… “かよん”がおくるとっておきハコ物語。


File#20 Calo Bookshop & Cafe

※以下、カードより抜粋・転載

コンテンポラリーアート・写真・デザインを中心とした
ヴィジュアル書の専門店です。
おいしいコーヒーの飲めるカフェと、小さいですがギャラリーもあります。


シンプル!
・・・明るい!
@book cellar amusが、地階にあったので
余計にそのように感じたのかもしれない。

中に入ると、ずぐ右手にギャラリー・スペース、
左手にカウンター、その奥にキッチン。
正面奥、右手の窓辺に座ってゆっくりお茶をいただけるカフェ・スペース。
左手の壁一面に、天井まで届きそうなくらいの書棚。

Bookshop & Cafe...Gallary
とあって、それぞれのバランスがなかなかいい具合だ。

内装は、うちっぱなしのコンクリートの中に白壁、
シンプルな木材を使った手づくりの家具で統一されている。
友人のデザイナーさんにお願いしたのだそうだ。

ゆったりとした時間が流れていた。

程なく、「ブー!」という音とともにお客さんが・・・
開店間もない頃なので、おそらく初めてのお客さんが大半だろう。
何気にキョロキョロしながら展示作品を眺め、
書棚に近づいて行って、熱心に本を閲覧している。
@book cellar amusさんに行った際も感じたことだが、
皆、大体が本を手にとり、寡黙に見(選別し)ている。

ここにたどり着く人々の様子は、探し当てた“秘密基地”にやって来る・・・
っぽいのだが、ココはアンダーグラウンドではなく、明るい&空が見える。

“Calo”って? 名付け親が港千尋さんだそうだ。
名前の由来は古典的な写真の技法「カロタイプ」のカロ
=ギリシャ語で「美」という意、をとったもの。

ジブンも室内をひととおり見渡し、ざっと書棚を見てから
カフェ・メニューをながめた。
日替わり(!)ケーキとホット(コーヒー)を注文した。
コーヒーの豆は、東京(下高井戸らしい)の豆屋さんから特別に仕入れたもので、
ケーキは何と、(石川)店長の手づくり!


※以下、HPより転載

-Cafe Menu-

[挽きたての豆でいれる本格派コーヒー]
コーヒー  400円
アイスコーヒー  450円
カフェオレ 450円
アイスオレ 450円

[骨太なアッサムとスパイシーなアールグレイが選べます]
ストレートティー 400円
ミルクティー 450円
アイスティー 400円
アイスミルクティー 450円

オレンジジュース 400円
グレープフルーツジュース 400円
ペリエ 500円

[はちみつだけの甘味で果物の味を生かしたジャムをそえて]
ジャムトースト(いちご/ブルーベリー) 350円

[スタッフの手作りです]
スコーン(プレーンとレーズン1つずつ) 350円
日替わりケーキ 350円

[お酒もあります]
グラスワイン(赤/白) 500円
ビール ハイネケン 500円
コロナ 500円
ギネス 600円

おつまみ各種 300〜500円



オーダーが届くと、窓辺に座をとり、しばしティータイム。
視線の先は、書物か、ギャラリー内の写真、或いは眼前に広がる空か・・・
なんて素敵なひととき。
手づくりケーキに日々、奮闘中だった・・・とのことだが
これがかなり美味!
本日は、いちぢくのパウンド・ケーキ。
味がしっかりとしている。
いや、これはやみつきになりそう。
石川さん、やるやん〜

コーヒーを淹れていただく間、店内に(おそらくビル内も)いい香りが漂った。

これをかぎ(?)つけてか、階下にあるオフィスの方々が
「何やら、新しいお店が・・・!?」とサラリーマン連れがお茶を飲みにやって来た。
どうも、喫茶店としては様子がちがう・・・?
もの珍しそうに、セルフでカウンターで注文して席に着く。
こういった“カフェ”として利用されるお客さんも、きっと増えるんだろう。
座席数は限定。椅子6+テーブル席4=合計10
“Calo Cafe”としての行く末、なかなか未知数だ。

ほどよくゆったりする中、平日だというのに、
お客さんが途絶えない具合で中に入ってくる。
福本さん曰く、ご近所の建築書専門店・柳々堂さんが、
熱心にインフォメーションして下さっているようだ・・・とのこと。

このビルのオーナーさん兼1階の蕎麦屋の店主さんも来られた。
窓辺でお茶をいただき、一服していた。
こういった若い人たちが出入りするお店ができたことを喜び、
応援してくださっているそうだ。

それぞれ、なかなかありがたいお話だ。

そうしてまた、たまたま来られていてご紹介いただいたのが
「写真に関する全ての事」を目標とする、という“ナダール”の社長&新人さん。
いただいたパンフレットや展示企画のちらしには、
“西と東に二つのスペース”・・・つまり、大阪と東京にあるのだそうだ。
大阪は、農林会館の中、東京は、何と(!)中目黒に。
農林会館といえば・・・隣ビルにある@シュヴァル ブルさんのことは、
やはりよく知っていらっしゃった。
ココに居て、ココを拠点にまた色んな広がりができていくのも楽しいことだ。


※以下、HPより転載

洋書からミニコミまで、コンテンポラリーアート・写真・デザインなどの
ヴィジュアル書と関連書籍、アート・デザイングッズを扱う書店をメインに、
カフェとギャラリーの3つの機能を組み合わせたスペースです。
スペースを生かして、展示や講演なども開催していきます。

小さな場所ですが、アートに関わる方々、アートファンの皆さまにお集まりいただき
交流を深めていただける場所として、
息の長い活動をつづけていきたいと考えております。

みなさまのご来店をこころよりお待ちしております。


ボーっとしても居られるし、本をじっくり見たり、
ここに居ると飽きないので、時間が経つのが早い。
今度はアイス・ティーを頼んだ。スパイシーなアールグレイにした。
かわいらしいハンコ模様がついたコースターと一緒に運ばれてきた。

ショップカードや看板をはじめ、包装紙等々
caloのアートディレクションを手がけているのがnakabanさん。
現在は、東京在住だそうだ。
真ん中のテーブルに、彼のアートワーク・コーナーがあった。
ポストカード類が何とも可愛い。
アムズ・アーツ・プレス出版のナカバン「バースデイブック」も並んであり、
そういったご縁でもあるらしい。
他にも、アムズ・アーツ・プレスの書籍が多数あった。

・・・で、帰ってnakabanさんのHPをみて気づいたのが、
昨年、 チャルカさん配給のハンガリーのディア・フィルムをお借りして
和歌山で上映企画をした際、音楽担当のトウヤマタケオさんのCD「etudes」を
物販として扱っていて、このジャケットを手がけていたのが
このnakabanさん!
やはりとても可愛くて、印象的だったので・・・

本は、来る度に展示企画に合わせてディスプレイも変わるだろう。
そうして、これからどんどん増えていくんだろう。

とにかく、ジブンはあらかじめ目につけておいた
関西ではなかなか手に入りにくい、ミニコミのバックナンバー
そして、初めて知ったミニコミ、nakabanさんのカード類を買った。
ひとつは、nakabanさんの可愛い特製のブックカバーをつけてもらった。
欲しい本や雑誌はいっぱいあるけど、今回はセーブした。

西日が入り、店内に影が映りはじめた頃、
夜の時間も楽しみたかったが、本日はこれにて失礼・・・
これから、大阪に来る際に行きたいところが増えた。
はじまったばかり・・・
次回がまた楽しみだ。


※以下、HPより転載

nakaban
http://www.multipla.info/

柳原 照弘 /isolation unit SPACE and PRODUCT DESIGN
http://www.isolationunit.info/cgi-bin/topix/index.html


NADAR

http://www5.ocn.ne.jp/~nadar/


ギャラリーは展示以外にも店内のスペースと組み合わせて、
いろいろにお使いいただけます。

4/2(金)〜5/2(日) LIFT 久家靖秀写真展
幅広い被写体を独自のスタイルでとらえる、雑誌や広告で活躍する写真家の、
初の写真集「LIFT」(4月下旬発売)からの写真を展示します。
※4/11、一部展示替えしました。

写真集についてのお問い合わせは、青幻舎
http://www.seigensha.com/

-今後の予定- ※最終日は17:00まで
5/3(月)〜8(土) milbooks出張販売会
オンライン古書店milbooksによる出張販売会です。
掘り出し物が見つかるかも。
http://www.milbooks.com/

5/10(月)〜22(土) peeple 坂下清展  ※5/16(日)・17(月)は休み
"peeple"とは、"people"と"peep"の2つの単語から作った造語である。
アパート住まいをしている日本人の中でどれだけの人が隣に住んでいる人間のことを
知っているだろうか?
そこでは、人は集まってはいるのだが、他人の干渉を避けて生活している。
その閉ざされた空間で生活する「人々」を「覗く」視線を提示する。
http://www.eonet.ne.jp/~peeping/

5/24(月)〜6/5日(土)[予定] ペナント・ジャパン in 大阪 ※5/30(日)は休み


※その後にHPにアップされたニュース等より抜粋・転載

カフェにフードメニュー登場
日替わりスープをはじめました。
野菜がいっぱい具沢山のたっぷりスープとパンのセットです。
おうちで食べるやさしい味がモットーです。
ご提供時間は開店から夕方まで。遅めのお昼にも、ぜひどうぞ。
※この日のメニューは、オクラとお豆のカレースープ。

古本入荷中
電車の中などでちょっと読める、文庫本が中心です。
もちろんご希望の方にはオリジナルのブックカバーをお付けします。

カロ ブックショップ アンド カフェでは、
アムズ・アーツ・プレスの書籍を一部取り扱っております。
書店さまへの卸(直販のみ)もいたします。
お問い合わせください。


若狭ビル前付近
shop外、ビル・5階踊り場に情報コーナー窓から、高速道路が!
Nadar/ナダール(大阪&東京)案内パンフレット
ナダールのお二方と談笑する石川さん&福本さん
LIFT 久家靖秀写真展 フライヤーすごく贅沢なつくり!
お勘定カウンター手前から後方に、ギャラリー
中央テーブルに、久家靖秀氏コーナー後方に、カフェ・コーナー@窓辺
展示のみ非買品=石川さん私物『クララ洋裁研究所』写真集
nakaban氏特製・メニュー&ウェットティッシュ
お給仕中の福本さん
nakaban氏特製・ブックカバーを作成中の石川さん
本日のお買い上げ品細々しいものばかりに・・・
西日が射してきて
なかなか賑わう店内
特別公開! nakaban氏特製・お二人の名刺&shop card三つ揃いでひとつのイラストのできあがり〜♪
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