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日々是ダンス。踊る心と体から無節操に→をのばした読み物


07 続々・松山大学ダンス部!

02 ススムと。
 

 
 

 
たまたま今年は女子だけの2回生11名による作品。仲間意識と勢いでなんとかやっていける1回生であることを終え、少し背伸びしたり見失ったりしながら試行錯誤をする“ダンスの思春期(?)”にある2回生。1回生からの突き上げもあり、部活の幹部回生である3回生を目前にした将来への不安や憧れも入り交じり……。成長のプロセスまっただ中。(マキ)最後の全員駆け足がこのカンパニー特有の誰にでも出来るボキャブラリーを特別なものに見せることに成功している。(アリ)

大野「全体を通して動いて走って、でしょ。気をつけないとムーヴメントが“運動”に終わっちゃう作品なので、そうならないように、動きにどういうイメージを重ねていくかということを、すごく大事にしてほしいなと思って最終的なアドバイスをしていったんです。『日常がすごく新鮮に見えて来る』みたいなことがテーマだったから、その新鮮さを作品の中に如何に発見し続けるか……。そのための五感の働かせかたやイメージの持ち方が実は作品の核でした。自分たちが新鮮にやれると表情も生き生きしてくるし。その場で走ってるムーヴメントが続くシーンはけっこうしんどいんですけど、でもそのしんどさが楽しさに感じられる瞬間も、新鮮さのひとつ。まさに部活の状態。毎日毎日しんどくてイヤなんやけど、でも好きやからやってられる。人から見たら『ようやるよね』って言われても、『だって楽しいもん』って打ち込んでられる。そんな自分たちをダンスに置き換えたような作品でした」


03 マダガスカル 〜ひとつ船の上〜
 

 
 

 
1回生による、ほとんど欽ちゃんの仮装大賞的な、ダサくって、幼稚でカワイイ、海賊冒険物。「マジでー、大学生が?」と思うでしょ? これがいいんです。言ってみれば、初期手塚治虫漫画のレビュー・シーンみたいなものかもしれない。描写力もあり、嵐で難破しそうになるシーンは引き込まれる。恐るべし。(アリ)

大野「今年の1回生ってすごくイメージ力のある子たちで、ただ走ったり転んだりマストになったりしてるだけなのに、なんか風景が見えてくる。世界を自分で作れる。普通だったらあのマスト……、まぁ言うたら両手を横にひらいて十字の形で棒立ちしてるだけですからナシなんですけど、こっちがその場面のもつイメージ力に説得されちゃうのね。でも、自分たちでは、観る人がどんなふうにイメージを抱くか、なんてことはまるっきり予測してない。ビギナーズラックですよ。手法をしらないで創っちゃうって、すごいことですよ。『出来る』と思うと出来ちゃうっていうやつですよ」

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