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未知の街ー大阪ーへ… “かよん”がおくるとっておきハコ物語。


File#28 カフェ・シープ

お茶はすんなり決まった。
が、ホント、お腹がいくつもあったら、いろいろ頼みたいくらい。
サンドイッチ類も充実していて

アボガドとハムとチーズのサンドイッチセット

に心そそられつつも、どちらかというとパンよりもゴハンの心境だったので

季節限定=鮭の和風ホワイトスープセット

にしようかなあ・・・と思いつつも
あれこれ目うつりしてしまうのでスタッフにちょこっと尋ねてみた。
中でも特製ビーフカレーはオススメだそう。

圧力鍋で煮こんだコクのあるカレー

とある。
カレーは基本だ。

SHEEPおすすめ
特製ビーフカレー または パスタセット


パスタも捨てがたい。

明太子フレッシュトマト アラビアータ カルボナーラ

が、コレもよく出ますね〜、とあとおしされたようなカタチで

さんま蒲焼チャーハン
ごま油でしょうが、ネギ、さんま蒲焼を炒めて
黒ごま、もみのり、わさびをトッピング。
食欲そそる香ばしいチャーハン。


に決定。
ココのオリジナル・メニューだし、どんなんかなあ〜と気になっていた。

A (+サラダ)
B (+サラダ+ドリンク)
C (+サラダ+ドリンク+ミニケーキ)


スイーツを別に注文してもよかったのだが
それではあまりにも食べ過ぎなので、またの機会にして
ココは、Cセットでお願いした。

手作りケーキセット
いろいろドリンクと共にどうぞ

Today's Sweets
レモンベイクドチーズcake
紅茶のパウンドcake
ブルーベリーのマーブルシフォン ドライストロベリー入り



やっと決まってホッとしつつ、しばし、注文待機・・・

この間にも、お客さんが入れ替わっていた。
若い女性連れが喜びそうな、お洒落な空間〜なんだが、
特に人を択ぶような感じがなく、
それこそ、老若男女に親しまれているようだ。
ふらっと、常連と思しきご年配の方が一人で来られたりしている。

平日の午後、という時間帯なのに、お客さんが常時回転している。
二人体制のスタッフは、ゆったりとした時間の流れの中でも
それこそフル回転状態だ。

テーブルごとに花が置いてあったり、店内のディスプレイ等々
場の雰囲気=ゆっくりとくつろげるように・・・
ということに細心の注意をはらっている心配りが、ところどころに感じられて、
こんな中、どうもカメラをかまえるのがはばかられたので、
店内散策、とばかりにウロウロしてみた。

まずは、恒例の“情報コーナー”に引き寄せられた。

あ、そういえば・・・とまず目に留まったのが
“京都シネマ”のフライヤー。
入念な準備期間を経て、この3スクリーンを有するアートシアターは
つい先日=12月4日にOPENしたのだった。


京都シネマ
http://www.kisaragisha.co.jp/kyotocinema/

如月社発「京都アート&シネマ通信」もあった。
昨年、たしか@京都でゲットしていたんだろう。
イタリア会館 の “東一条チャオ!シネマ”でだったか。

如月社
http://www.kisaragisha.co.jp/

HPより抜粋させていただくと、
京都の映画館の中で、閉館していった
「京一会館」(1988年春閉館)
「京都美松劇場」(2004年1月閉館)
「京都朝日シネマ」(2003年1月閉館)
が果たしてきた役割を担える映画館、
市民のみなさんに支持され親しまれる映画館を目指して、とある。

フライヤーには市民サポーター募集のお知らせも記載されていて
思い起こせば、@札幌・シアターキノ、@大阪・シネ・ヌーヴォ
もこうして出来上がった映画館だった。

ジブンの地元=和歌山市に、ちょうどその1週間後=12月11日
10スクリーン(座席約2000)を有するシネコンが、初めて出来た。
街(ぶらくり丁)の映画館のことを思うと
映画館が増えた、と手放しで喜ぶわけにもいかない状況だ。

少し、複雑な思いになりながら、
遠くてなかなか行けないが、@京都シネマにはエールを送りたかった。

フライヤー類は、ココがギャラリーとあって
アートの展覧会のものもちらほらあった。
ジブンが持ってきたものも、いくつかお渡しして置いていただいた。

入り口付近に本箱があり、自由に読めるようになっている。
雑誌の最新号も、こだわりのものが10冊ほどあった。
絵本コーナーも。

とにかく、お茶を飲みながらゆっくり本を・・・
近くにこんなカフェがあったら、ゴハンついでに
時間があればいつまでも長居してしまいそうな、そんな雰囲気。
最近まで、特にバタバタとしていたジブンにとっては
心のオアシスたる!

間もなく届いたゴハンやお茶、スイーツも美味しくて
大満足だった。

朝9時から開店し、モーニングもある。
ココに来るまでは、早くからやってるんだなあ、と不思議だったが
夜は、7時半までという、一般的な生活時間とリンクしているのも
きっとココの魅力なんだろうな、と合点がいった。

地域密着のカフェ・・・

こういうふうに商店街の中に溶け込んで
自然に存在しているのが素敵だ。

スタッフは、川口了子さんからつながって、学校の先輩&後輩
友達が集まってきてるので、皆、何かしら表現しているアーティストさんだ。
この日入っていた、安部さんは、隣の駅に住んでいて、
お客さんとしてココに通ううちにスタッフになったという。
新年(2005)の2月
そういう彼女たちによる、“スタッフ展”を企画中だとか!


スタッフ
写真 川口正彦 オーナー(父)
平面 川口了子 (娘)
平面 東木(ヒガシキ)由紀
平面 西原尚美 ※アトリエ・ファミーゴ
平面 吉田昌子
写真 安部理砂
平面 森久子
平面 晴木皮(ハルマキ)叔子 ※アトリエ・ファミーゴ 馬ミニチュア!


日頃、ココで給仕する彼女たちが
果たして、どんな“別の顔”を持っているのか?
次は何を食べようかな〜というお楽しみとともに
ちゃんと時間をつくって観に来よう・・・
と思った。

ハルマキさんによる“馬ミニチュア”コーナー!
カウンターに羊人形が・・・
こういった手づくりモノなんかもちょこっと販売中
入って左手に本棚「星の王子さま」の絵本も
ココにも、ちょこっと羊人形
念願のアボガドとハムとチーズのサンドイッチセット!はみ出しそうにボリュームいっぱい&ポテトサラダも美味
2月の映画上映会の作品を決めるためアンケートをもとに談話中11月は20数名が集まったそう。乞うご期待!
両側の作品が、西中絢子さん、中ふたつの小さいのが、清水千絵さん@famigo真ん中が、川口了子さん
窓辺にチューリップ
西中絢子 展「FLOWER」2002.4.30−6.1
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